いやあなんかもうここ書いちゃうとロナネッタIは書ききったかんじだな!←
ハイまだエファインとソリティエが残ってますねごめんねー。ソリティエ編ではまだまだ私の中でアテナいちかっこいい王子様ニカ様が出張るからねー。
大学の友人カンナギとメールしてて「この小説書きあがったらテスト勉強しようかと思ったけど終わらない。スクロールバーがすでに小指の爪の長さになっている」という話をしたんですが最終的に小指の爪半分くらいの長さにまで縮みましたね!やっべー。一話でこんな長い文章書いたの初めてだ。
もうヒント出したところで解答編に突入したから意味ないよねってことで、今回から解答編まとめといきたいと思います。つーか今までのロナネッタヒントまとめて記事にしようと思ってたのに忘れてた。しまった…
以下はロナネッタ読んだけどよくわからんって方のみ見てください。完全今回の種明かししてます。
ところでウラニアとレーチスの話はロナネッタ読めばわかるけど諸事情によりアテナじゃかけないので、独立してスピンオフ恋愛小説として書くのはどうかなって思った。どうかな。
今年年賀状のお年玉ひとつも当たらなかった…orz
Q.この世界のラファとはだあれ?
A.ウラニアとレーチスの息子。
☆ ☆ ☆
まず解答編の前にこの世界の「双子神」のおはなしについて復習。
・妹と兄はふたりでひとつの世界を作った
・妹は未来を、兄は過去を視ることができた
・ある日、妹は兄が死んでしまう未来を視た
・それを止めるためには世界を滅ぼさなければならなかった
・さらにその世界を犠牲にできなければ、自分が死ぬことになった
・妹は兄に何も言わずに自分ひとりで犠牲になった
・兄は妹のやったことを知りひどく嘆いた
・兄は自分と妹の身体をまっぷたつに引き裂き四つの光となった
・ふたりの神はひとつになり、そして今も不老不死の人間としてこの世界で生きている。
結局アテナの世界観はこの神話の反映なんですよねー。
兄は勿論過去夢の君レーチス。妹は予知夢の君エルミリカ皇女。
そして世界がウラニア。二人の最愛の人物ですね。
エルミリカとレーチスは愛し合ってたわけではぜんっぜんありませんが、両方とも「ウラニア」は愛してたんですよね。
エルミリカはレーチスが邪魔だったけど、「兄」を殺すと「世界」が悲しむからそれができなかった。
だから自分が身を引き、レーチスとウラニアの恋路で邪魔になりそうなものを片っ端から消していったわけです。結局兄と世界を守るために自分が死んでいった。
けれどレーチスはそのエルミリカがやったことを知って、ウラニアを今後の障害から守るために過去を変えた。すなわちエルミリカとウラニアを入れ替えたことで後々起こる弊害をなくすために「お膳立て」した。
とりあえずact.33ではここまでかなー。まだオチが残ってますがそれは次話で。
whoeverが永遠回帰からの脱出の話だとしたら、アテナは永遠回帰の肯定の話だろうなあと最近思います。Whoeverでは「世界は繰り返すごとに少しずつ形を変える」ことが前提となってますが、アテナは赤の巫子の存続の限りは同じ話を繰り返すわけですから、まあ永遠回帰まんまその話ですよね。Vだけ毛色が違うけど。
あ、そういえば最後にひとつだけ、アテナにおけるレーチスの「目的」について。
レーチス・ノルッセルの野望は「予知夢の君」をなくすこと。その心は?
ウラニアの肖像を持っていたため、レーチスはそれを引き金に現在のエルミリカが皇女でないことを知っています。エルミリカのこと「エル」って呼んでるからね。
だから本来レーチスは「皇女エルミリカ」を助けてやる…なあんてことは絶対にしないってのはロナネッタ読めばなんとなくわかると思うんですけど。
やっぱりレーチスの行動理念はウラニアなので、単純に「エルミリカ・ノルッセル」の復活を望んでいるわけではなく。
レーチスは「ウラニア・ノルッセル」の復活を望んでる…ってのが答えだったりします。
言ってみれば、ウラニアを完全にエルミリカから引き剥がして、ウラニアそのものを取り戻したい。そのために「予知夢の君をなくす」…という、実に善意もなにもあったもんじゃない目的。
それにしてもレーチスはホントエルミリカ様が嫌いだなあ…恋のライバルで自分の運命めちゃめちゃにされてるからしょうがないっちゃしょうがないけど。でも多分レーチスの中では前者がほとんどの理由を占めてるな。後者に関しては、ほら、レーチスってポジティブだから。
アテナIIで登場するとあるキャラがまた話をややこしくするんですがそこはまあ、出てきてからのお楽しみ。もう結構名前出してるけど。前のブログで。
ああ、ここまで来るともう達成感が…まだロビナエ残ってるのになあ。